ストレスと不妊 | 不妊|漢方|鍼灸|大阪|卵子の質改善|不妊専門の三ツ川レディース漢方鍼灸院

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院長ブログ

2021年9月28日

ストレスと不妊

 
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1 ストレスと不妊の関係と及ぼす影響

 

 

ストレスによる不妊は女性だけでなく、男性の方も不妊になるといわれています。

 

脳にある視床下部には“性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)”といわれるホルモンが通常分泌しています。

 

このホルモンは脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンの“卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)”などを出すために指令を送るホルモンです。

 

視床下部からの指令により、脳下垂体から性腺刺激ホルモンが分泌されることで女性の場合は卵巣から“エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)”、男性の場合は精巣から“テストステロン(男性ホルモン)”が分泌されます。

 

視床下部はストレスの影響を受けやすく、ストレスに反応するとGnRHが分泌されにくくなり、結果的に“性ホルモンの分泌が低下”してしまいます。

 

よってストレスは不妊になる原因の一つと考えられています。

 

 
1-1 ストレスが女性に及ぼす影響

 

 

女性の場合はストレスにより“排卵障害や着床障害”を引き起こす可能性があるといわれています。

 

脳下垂体から分泌されるFSHやLHは“排卵や卵胞の発育”に関与するホルモンのため、ストレスにより視床下部からの指令が滞ってしまうと排卵や卵胞の発育がうまくいかなくなり、“排卵障害”などを引き起こすことがあります。

 

また、卵巣から分泌されるエストロゲンには“子宮内膜を増殖する”はたらきがあり、プロゲステロンには”体温を上げ妊娠を維持する“はたらきがあります。

 

これらの分泌がストレスなどにより滞ってしまうと“着床障害や流産”などの原因になることがあります。

 

 

 
1-2 ストレスが男性に及ぼす影響

 

 

男性の場合はストレスにより“精子の質が低下”してしまうことがあります。

 

脳下垂体から分泌されるFSHやLHは女性特有のホルモンだと思われがちですが、男性にも分泌されています。

 

男性の場合、FSHは”精巣の発育を促したり、精子を生成する“はたらきがあります。

 

また、LHには“男性化を促進するホルモン”といわれており、精巣にはたらきかけて男性ホルモンの“テストステロン”を分泌させます。

 

ストレスにより、これらのホルモンの分泌が滞ってしまうと“精子の生成が低下”したり、 “精子の質や運動率が低下”し不妊の原因になることがあります。

 

 
2 東洋医学で考えるストレスによる不妊

 

 

東洋医学では五臓(肝、心、脾、肺、腎)や気血水のどれか一つでも病んでしまうと、身体全体のバランスが崩れ様々な症状が出てくると考えられています。

 

ストレスは五臓の中で特に“肝”に影響すると考えられています。

 

肝には“気や血を全身に巡らせる”はたらきがあり、”血流を促進“します。

 

ストレスや過緊張の継続などにより肝の機能が低下し、全身の気や血の巡りが滞る状態を東洋医学では“肝鬱気滞”といいます。

 

肝鬱気滞になると“全身の血流が悪くなる”ため、手足などの細かい血管があるところまで血液が行き届かず、“冷え”などの症状がみられることがあります。

 

女性の場合、骨盤回りの血流が悪くなってしまうと “着床に十分な子宮内膜がつくられなくなったり、胎児がいる場合は酸素や栄養が十分に届かず流産する”原因になることがあります。

 

さらに肝は“ホルモン”ととても深い関係にあり、肝の機能が低下するとホルモンバランスが崩れてしまいます。

 

すると女性の場合は “月経不順や月経痛”などを引き起こし、男性の場合では、“受精に必要な男性ホルモン(テストステロン)の分泌が停滞”すると精子の質や運動率などが低下し、不妊の原因になると考えられています。

 

ストレスによる不妊の場合は“肝鬱気滞”を改善し、“妊娠しやすい体質”にしていくこと大切です。

 

 
3 ストレスによる不妊に効果的な漢方薬

 

 

ストレスによる不妊の場合は先ほど紹介したように“肝鬱気滞”を改善する漢方薬を使用することが多いです。

 

肝気の鬱血を和らげて肝気の流れをスムーズにする“四逆散”や怒りっぽい、のぼせや口渇、頭痛などがみられる場合には“加味逍遙散”などを使用します。

 

また、肝気が鬱血し新陳代謝が低下した場合にみられる“瘀血(体内に古い血液が溜まり、血液が流れにくくなってしまう)”傾向にある方は“桂枝茯苓丸”“芎帰調血飲第一加減”などを使用することもあります。

 

ストレスの改善などとともに漢方薬を併用していただくとより効果的ではありますが、漢方薬は体質にあったものを服用する必要があります。

 

体質にあっていないものを服用すると場合によっては症状が悪化してしまうことがあります。

 

そのため、漢方薬を服用する際は自己判断を避け、必ず東洋医学の専門家に相談したうえで服用するようにしましょう。

 
 
 
4 ストレスによる不妊の解消法

 

 

睡眠をしっかりとる

 

“夜更かしや睡眠時間が短い、起床時間がバラバラ”など不規則な生活は自律神経が乱れる原因になります。

 

自律神経が乱れ不安定になると体調不良やイライラなどストレスになることがあります。

 

“7~8時間”の睡眠は理想的ですが、難しい場合は夜更かしなどはせずにできるだけ“早く寝る”ように心がけましょう。

 

仕事のない休日の日などもあまり長く睡眠を摂り過ぎず、普段と同じ時間に起床し、生活リズムを整えることも大切です。

 

適度な運動をする

 

運動をして汗を流すことで快楽物質である“β-エンドルフィン”が分泌され、ストレスの解消になります。

 

また、全身の血流が良くなり”冷えの改善“にもなります。

 

ランニングや水泳などの有酸素運動はもちろんですが、自分の体力にあった運動をすることが大切です。

 

運動が苦手な方は“ストレッチやヨガ、30分早歩きで散歩する”などからはじめてみましょう。

 

趣味の時間をつくる

 

“自分の趣味の時間などをつくって気分転換をする”こともストレス解消には大切なことです。

 

好きな映画をみたり、音楽をきいたり、また今のご時世難しいかもしれませんがカラオケに行って大きな声でうたうこともストレス発散になります。

 

また自分ひとりではなく、パートナーの方と一緒に趣味の時間を過ごしたりするのも愛情が深まるので心が安定し、乱れていたホルモンバランスが整うこともあります。

 

ゆっくり入浴する

 

シャワーだけでなく、湯船に浸かることで血行が良くなり血流改善になります。

 

さらに”38~40度の少しぬるめのお湯に10~15分くらい入浴する”とリラックス効果が高まるといわれています。

 

気分によって好きな入浴剤を入れてみたりするのもリラックスするにはより効果的かもしれません。

 

 
5 まとめ

 

 

ストレスがあるから必ず不妊になる、妊娠できないというわけではありせん。

 

妊娠したいという思いが気づかないうちにストレスを溜めてしまっていることがあります。

 

自分に合ったストレス解消を生活に取り入れながらご夫婦一緒に妊活をしていただくことが子供を授かる近道です。

 

ストレス解消とともに食事や運動などの生活習慣を見直し、妊娠しやすい体質へと改善していくことが大切です。

 

当院は不妊でお困りの方や妊婦さんなどの体質改善をお手伝いさせていただいている女性のための鍼灸院です。

 

鍼灸施術だけでなく、漢方薬の処方もおこなっておりますのでお心当たりのある方はぜひ一度当院にご相談ください。

 

 

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