卵子の質を上げる方法(漢方薬と不妊鍼灸による施術法) | 不妊|漢方|鍼灸|大阪|卵子の質改善|不妊専門の三ツ川レディース漢方鍼灸院

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院長ブログ

2019年8月24日

卵子の質を上げる方法(漢方薬と不妊鍼灸による施術法)

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こんにちは、三ツ川レディース漢方鍼灸院の三ツ川友一郎です。

 

大阪で不妊でお悩みの方の身体づくりを、

漢方薬と鍼灸でお手伝いしています。

 

体外受精をされていて以下のようなことに、

悩まれている方は多いと思います。

 

● 卵巣機能が低下し良い卵子が採れない

● AMHの数値が低く焦っている

● FSHが高値で卵胞が育たない

● 採卵しても空胞が続く

● ホルモン値が悪く採卵がキャンセルに

● 胚盤胞まで育たない

● 卵子の質が悪い原因が分からない

 

そういったお悩みを、三ツ川レディース漢方鍼灸院が解決できるかもしれません。

 

体外受精で上手くいかない場合、卵質の悪化がとても大きな要因を占めていると考えています。

 

三ツ川レディース漢方鍼灸院では、漢方薬で身体の内から鍼灸で身体の外からアプローチすることで、卵質改善に効果を上げています。

 

東洋医学(漢方薬、鍼灸)では卵子の質をどのように考え?良くするためにどういった施術をするのか?を具体的にお伝えしたいと思います。

 

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目次

 

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1 卵子について
 

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1-1 卵子は生まれる前から存在している

 

女性の卵子は、その女性が胎児の時から存在しています。

 

作られるのは、卵祖細胞という細胞で、妊娠初期には、約700万個作られます。

 

そして、お母さんのお腹から生まれた時には原始細胞が200万個ほどになり、初潮を迎える頃には、当初700万個作られた卵子は20万個にまで減ってしまいます。

 

その後も、1回の月経の周期に約1000個が減少していき、1日にすると30~40個が減り続けていきます。

 

 

1-2 精子と卵子の違い

 

精子は精子を作る精祖細胞が精巣の中にずっとあり、作り続けることができます。

 

ですが、卵子は基となる卵祖細胞を一気に一生分作り、その後は新しく作られることがありません。

 

ですから、卵子は精子と違って、ご自身の年齢と同じように老化していくことになります。

 

 

1-3 卵子が老化するとどうなるのか?

 

先ほど述べたように、原始卵胞はご自身の年齢と同じように年を重ねて、同じように老化していきます。

 

卵子が老化すると、以下のような事がおこりやすくなります。

 

a 受精卵や胚にならない事が多くなる

b 染色体異常を持った受精卵が多くなる

 

aでは、そもそも受精卵や胚にすらならないので次に進めません。

 

bでは、受精卵になっても育つことができません。

 

育ったとしても着床もしにくいですし、着床しても流産になります。

 

ですので、卵子が老化していては赤ちゃんまでたどり着けないことが多くなってしまうのです。

 

 

1-4体外受精にも限界がある

 

体外受精といえども、魔法の治療ではありません。

 

採卵で卵子を取り出し体外で受精させ移植することはできますが、卵子の質を上げることはできません。

 

卵子の質を上げることに関しては、身体のバランスを整え妊娠力を上げる、東洋医学の方が得意と言っても良いでしょう。

 

ですので、赤ちゃんと巡り合うには、西洋医学と東洋医学を併用することが、もっとも適切な方法であると言えるのです。

 

東洋医学で卵子の老化を改善する方法を実践しながら、体外受精などの高度生殖医療を受けるのが、妊娠への近道になると思います。

 

 

2 東洋医学で考える卵質が悪くなる4つの原因と漢方薬・鍼灸による施術法
 

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2-1 骨盤内の血のめぐりが悪いケース

 

偏った食事やストレス、冷え、ホルモン剤の多用により、骨盤内の血液の流れが悪くなります。

 

血のめぐりが悪くなった状態を東洋医学では「瘀血(おけつ)」と言います。

 

この瘀血の状態では、卵胞に栄養が充分に届かないので、卵子の質が悪くなります。

 

このタイプの方は、主に以下のような症状が現れます。

 

● 子宮内膜症や子宮筋腫がある

● 毎回鎮痛剤を飲むほど生理痛がひどい

● 経血にレバー状の塊がまざる

● 目の下にクマができやすい

● 便秘気味である

● おへそ周りや下腹部を押すと痛みがある

● 頭痛や肩こりがひどい

 

このような症状が3つ以上ある場合は、瘀血の状態になっている可能性があります。

 

このケースの方は、漢方薬と鍼灸で徹底的に骨盤内のめぐりをよくして、卵胞へしっかり栄養素を送れるようにします。

 

卵胞にしっかり栄養素が届くようになれば、卵子の質も大幅に改善されます。

 

血のめぐりを良くする漢方薬には以下のようなものがあります。

 

① 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

  血のめぐりを良くする代表的な漢方薬です。

 

② 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

  生理前にイライラして、便秘気味な方にオススメです。

 

③ 芎帰調血飲(きゅうきちょうけついん)

  副反応が少なく、血のめぐりをよくする基本薬です。

  疲れやすい、イライラ、手足の冷える方に。

 

④ 疎経活血湯(そけいかっけつとう)

  血を補う処方にめぐりを強化したもの

 

体質に合わせて上記以外の漢方薬も組み合わせます。

 

血のめぐりを良くする鍼灸は、まず、生命力や妊娠力を高める全体施術をおこないます。

 

その上で、当院オリジナルのお灸を、腹部と足のツボを組み合わせておこないます。

 

このツボは「卵子の質を良くするツボ」と言っても過言ではありません。

 

 こういったツボを刺激することで骨盤内の滞った血をめぐらせます。

 

さらに自宅でおこなうお灸もお伝えしています。

 

このお灸は奇経灸と呼ばれるもので、

腹部の深い部分の血のめぐりを良くします。

 

このように、漢方薬で身体の内から鍼灸で身体の外から徹底的に血のめぐりを良くしていきます。

 

血のめぐりが良くなれば、栄養素やホルモン剤もしっかり卵胞に届くようになり、卵子の質を改善することができます。

 

 

2-2 栄養を取り込む力が弱いケース

 

元々、胃腸の働きが弱いタイプの方は、食べたものから栄養を作り出す力が弱いです。

 

ですので、卵胞に必要な栄養素を作り出すことができません。

 

卵胞に必要な栄養素が足りない状態ですので卵子の質が悪くなります。

 

このタイプの方は、主に以下のような症状が現れます。

 

● 生理前に頭痛やむくみがある

● 頭や身体が重く疲れやすい

● 食欲がなく、胃がもたれる

● よく下痢をする

● 食後に眠たい

● 胃下垂など内臓下垂がある

 

このケースでは、「気」を補う漢方薬で胃腸を立て直し、卵胞に必要な栄養を取り込む働きを改善します。

 

漢方薬には、以下のようなものがあります。

 

① 六君子湯(りっくんしとう)

  食欲がない胃がもたれるなどの症状がある方に。

 

② 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

  胃腸の働きを補い、生命力の源である気を補います。

  夏バテ、夏やせなどに伴う疲労倦怠感がある方、

  内臓下垂がある方。

 

③ 帰脾湯(きひとう)

  食欲があまりなく、そのために疲れやすい。

  栄養不良から、心も満たされず精神神経症状や不眠などの方。

 

鍼灸では、脾と心と肺の経絡をよく診て、全体のバランスを整えます。

 

そうすることで「気」の充実をはかります。

 

このように、漢方薬と鍼灸で胃腸を整え、栄養素を取り込む働きを養うことで、卵子の質を改善します。

 

 

2-3 加齢により卵巣が衰えるケース

 

晩婚化にともない、高齢での妊娠を希望される方が増えました。

 

女性の加齢は妊娠しにくくなる大きな要因で、誰も避けては通れません。

 

ですから、「卵子の老化」も避けては通れません。

 

東洋医学では、「老化」といった生命現象を、腎に貯蔵されている「腎精」が支配、調節していると考えています。

 

この腎精は、父母から受け継いだ先天的なエネルギーで、加齢により相応に減少していくのですが、不摂生や肉体疲労などが続いても不足し、その結果、卵子も老化してしまいます。

 

このタイプの方は、主に以下のような症状が現れます。

 

● 生理が2日で終わる

● 生理周期が長くなる

● 下半身が冷える

● 手足が冷えたり火照ったりする

● 髪がよく抜ける

● 若い頃から白髪が多い

● 35歳以上である

 

このタイプの方は、腎精を補う漢方薬を処方し、卵子をアンチエイジングします。

 

基本的な処方として、以下のような漢方薬があります。

 

① 六味丸(ろくみがん

  腎虚を補う基本処方です。

  腎精を補い、

 

② 八味地黄丸(はちみじおうがん)

  六味丸に桂皮と附子を加えて腎陽を温めます。

  ですので、加齢による諸症状に加えて冷えの顕著な方に。

  不妊治療の現場でも卵子のアンチエイジングとして使われています。

 

③ 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

  加齢妊娠よる諸症状に加えて、

  むくみのある方に向いています。

 

鍼灸では生命力を高める施術をした上で、腎を高めるツボを使用し、しっかり腎精を補います。

 

また、腎と心との交流が上手くいっていないケースでは、腎と心とのバランスを調整します。

 

漢方薬で身体の内から、鍼灸で身体の外から、腎精を補い、卵子をアンチエイジングします。

 

 

2-4 ストレスが影響するケース

 

仕事が忙しかったり、過度な心身の緊張が続くと、月経不順になることがあります。

 

これは、過剰なストレスが卵巣機能に影響を与えるからです。

 

過剰なストレスが妊娠に影響するのは、ストレスを認知する脳の部分と、女性ホルモンに影響する脳の部分が、隣接しているからで、過剰にストレスがかかることで、女性ホルモンまで手が回らなくなると考えられています。

 

また、過剰なストレスによって、他の臓器の機能不全や筋緊張、血行障害などを起こすことが分かっています。

 

これらのことから、過剰なストレスが、間接的に卵子の質を悪くしているのです。 

 

このタイプの方は、以下のような症状が現れます。

 

● 生理前にイライラする

● 生理前に胸が張る

● 気分がよく落ち込み情緒不安定

● のどや胸がつかえる

● 熟睡できない

● ため息が多い

● お腹が張る

 

古来から東洋医学では、過剰なストレスが妊娠に影響を及ぼすことを重要視してきました。

 

漢方薬では、基本的な処方として、以下のようなものがあります。

 

① 四逆散(しぎゃくさん)

  感情が外に発散されず、内にうっ積して起こすイライラや神経症状、

  胃腸症状の方に。

 

② 加味逍遙散(かみしょうようさん)

  生理前にイライラしたり、疲れやすい、便秘などの色々な症状があり、

  ほてり、のぼせなどの熱症状が強い方に。

 

③ 抑肝散(よくかんさん)

  不妊治療が上手くいかないことがストレスになりイライラする方に。

 

鍼灸では、肝、心、脾という3つの経絡をよく診て、そのバランスを整えます。

 

また、自律神経を整えるツボを使い、神経の高ぶりや筋肉の緊張を抑えてリラックスさせます。

 

そうすることで、心と身体のバランスが整い、二次的に卵子の質も上がっていきます。

 

 

3 症例
 

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3-1 45歳 漢方薬・鍼灸で胚盤胞まで育つようになった症例

 

平成27年7月

大阪の不妊専門クリニックで不妊治療開始

AMH0.41

体外受精3回

低刺激による採卵で2個凍結し、

2段階移植をしたが、結果は陰性。

 

平成29年3月

神戸の不妊専門クリニックへ転院。

自然周期での採卵を開始。

 

体外受精を9回おこなうも、凍結胚は1個しかできず、胚盤胞まで育たない。

 

平成30年3月

三ツ川レディース漢方鍼灸院に初診で来院されました。

 

初診時にお話しをお聞きすると、年齢のこともあるので、平成30年いっぱいまで採卵を続け、なるべく質の良い卵子を確保したいとのことでした。

 

漢方薬と鍼灸で卵子の質を上げるために、当院でサポートしていくことになりました。

 

お身体を拝見したところ、元々、血のめぐりが悪い体質のところへ、不妊治療が上手くいかないことがストレスになり、より一層、血のめぐりを悪くしていました。

 

漢方薬は芎帰調血飲第一加減を処方し、鍼灸でも血のめぐりを改善するように施術。

 

瘀血を改善するお灸も自宅でしていただき、当院施術を継続していただきました。

 

1か月後の採卵では、ここ数周期、卵胞が育つのが遅かったのが、今回は早く順調に育っているとのことでした。

 

結果は、2個の成熟卵が採れ、その内1個が1年ぶりに胚盤胞まで育ち凍結できたとのことで、大変喜んでいただきました。

 

また、血のめぐりが良くなったおかげで、3日1回だったお通じも1~2回になり、お腹が軽く感じるとのことでした。

 

次の周期の採卵では、1個の成熟卵が採れましたが、途中で成長が止まり凍結できませんでした。

 

成長が途中で止まってしまったので、卵子のアンチエイジングのために、腎精を補う八味地黄丸を追加で処方したところ、3回目の採卵でも胚盤胞まで育ち凍結することができました。

 

4回目の採卵は順調に育っていたのですが、採卵する前に排卵してしまいキャンセル。

 

5回目の採卵では卵胞が4個見え、2個が成熟卵として採卵でき、1個が胚盤胞で凍結できました。

 

今後も漢方薬・鍼灸で卵子の質を上げて、今年いっぱい採卵を継続される予定です。

 

このように45歳と高齢でも、漢方薬と鍼灸で卵子の質を改善し、採卵において胚盤胞を確保することができます。

 

 

3-2 37歳 血流を良くして卵巣機能を改善し妊娠に至った症例

 

施術は瘀血(おけつ)処置を中心におこないました。

 

漢方薬と鍼灸で血のめぐりを良くすると、補った血(栄養素)もしっかり卵胞に届くようになります。

 

卵胞にしっかり血が届くようになると、卵子の質も上がり妊娠しやすくなります。

 

詳しい症例はこちらから

 

 

3-3 36歳 漢方薬・鍼灸で胚盤胞での凍結が1→8個に増え妊娠した症例

 

平成29年10月

ショート法にて体外受精(顕微)

24個採れ、9個が受精、1個しか胚盤胞で凍結できなかった。

 

その1個を11月に移植したが、結果は陰性で妊娠にはいたらず。

 

次は体質改善してから体外受精の臨みたいとのことで、平成29年12月、当院に来院されました。

 

ご主人も乏精子症とのことで、漢方薬と精子の質を改善するお灸をお伝えしました。

 

そして、4か月の体質改善ののち、平成30年4月に採卵したところ、23個採れて、11個が受精し、そのうち8個を胚盤胞で凍結することができました。

 

詳しい症例はこちらから

 

 

4 まとめ

 

このように、漢方薬と鍼灸を併用することで、高齢でも卵子の質を上げることが可能になります。

 

卵子の質が悪くなるケースは、東洋医学で考えると色々あります。

 

ですが、その原因は単独で存在しているのではなく、実際には、それらが複合的に絡んで存在しています。

 

ですから、卵子の質を上げて、妊娠という結果に近づくためには、あなたのお身体の状態を、東洋医学的に的確に診断できないといけません。

 

卵子の質を上げたい、改善したいという方は、是非、当院にご相談ください。

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※大阪以外の遠方の方にも、お身体の状態や不妊治療の経過に合わせて、漢方薬や自宅できるお灸などをお伝えして対応していますので、気軽にメールや電話にてご相談ください。

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