2019年1月28日
月経周期が長く多嚢胞性卵巣症候群と診断されたSさん(37歳)が自然妊娠されました
Sさんは36歳でご結婚されましたが、
結婚する前から生理不順で、
周期が50~60日位ということもあり、
結婚して1年後の昨年3月に、
不妊専門クリニックを受診されました。
LHが高く、男性ホルモンも高く、
エコーから多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。
薬を使用してのタイミング療法、するも卵胞が育たず。
人工授精も2回されましたが、結果には至りませんでした。
そこで、ご自身の身体を見直そうと、
当院にご来院されました。
お身体を拝見すると、
ストレスから「肝の気」が流れにくくなり、
月経不順や多嚢胞性卵巣症候群を起こしていることがわかりました。
また、その他に、
情緒不安定、生理前のイライラや食欲増進、胸の張り、
頭痛、肩こり、身体が重いなど、
「肝」と「脾」のバランスを崩しているようでした。
骨盤内の血のめぐりが悪く、
卵胞も育っていないようですので、
漢方薬は活血の「芎帰調血飲第一加減」を中心に組み立てました。
Sさんにあった運動法や、
お教えしたタイミング法を実践していただいたところ、
昨年12月に検査薬で陽性反応が出ました。
ご自身でも妊娠したことに、
本当に驚いていらっしゃいました。
胎嚢を確認され、
心拍を確認されると、
なんと2つあるとのことで、
双子の妊娠であることが分かりました。
その後、つわりも出てきましたが、
お灸で対応したところ、
その日からずいぶん楽になったとのこと。
現在12週を超え順調に経過し、
もう少しで安定期に入るところです。
生理不順になるには、
身体には何かしら理由があると思います。
まずは、そういったところに目を向けて、
ご自身の身体に手当てしていくことが、
妊娠の近道かもしれませんね。
生理不順や多嚢胞性卵巣症候群でお困りの方は、
是非、ご相談ください。
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