妊娠判定で陽性が出たとお電話をいただきました。 - 大阪の不妊漢方鍼灸院三ツ川レディース

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漢方・鍼灸師が教える。不妊体質改善ブログ

2018年4月10日

妊娠判定で陽性が出たとお電話をいただきました。

妊娠判定で陽性が出たとお電話をいただきました。

 

この方は、

当院に通い妊娠されたお友達の紹介で、

来院されました。

 

ご年齢は37歳で、

体外受精3回目での妊娠となりました。

 

治療は瘀血(血の流れが悪い状態)を中心におこない、

卵巣の働きを改善しながら、

良い卵子のそして受精卵を確保することを目的におこないました。

 

その後、1月にシート法にて移植しましたが、

結果は陰性。

 

今回3月末に2段階での移植で見事陽性が出ました。

 

今回の方は、

元々瘀血体質であるところに、

不妊治療でのホルモン剤で、

より瘀血の傾向になっていたと推測できます。

 

そういった場合は血(栄養素)を補っても卵巣に届かず、

質の良い卵子を採卵することができません。

 

鍼灸と漢方薬で

瘀血の改善を中心とした治療を組み立て、

体外受精に臨むことが大事だと考えます。

 

また、お仕事を妊活の為に休業されていて、

休業期間に限りがあり、

そのことが焦りに繋がってしまうこともあったようです。

 

やはり私たちのような客観視できる者が側にいて、

寄り添いながら治療をすすめていくことも、

今回のケースでは良かったと思います。

 

何故ならお一人で治療をすすめていくと、

どうしても客観的になれず、

感情的になってしまいます。

 

そうすると回りが見えなくなり、

身体に良いと思ってやっていたことが、

実はその方にとっては、身体に悪いことであったりで、

ますます身体の状態をこじらせてしまうのです。

 

そうすると情緒不安定になり、

ストレスから余計に瘀血もひどくなります。

 

私たちのように身体の専門家と一緒に、

不妊治療をすすめていくのが、

妊娠への近道になると思います。

 

 そして、「鍼灸」「漢方薬」で、

瘀血を改善し卵巣の働きを良くして、

卵子の質を良くすることが、

一番大事だと改めて感じんた症例でした。