不眠の原因となる「熱」 - 大阪の不妊漢方鍼灸院三ツ川レディース

三ツ川レディース漢方鍼灸院

漢方・鍼灸師が教える。不妊体質改善ブログ

2017年9月19日

不眠の原因となる「熱」

大阪で秘伝の「子授けのお灸」と「漢方薬」を施すことで、

卵子の質を良くし、子宮環境を整える不妊専門鍼灸院。

三ツ川レディース鍼灸院の院長三ツ川です。

 

最近、「睡眠負債」という言葉をメディアで聞くようになりました。

 

スタンフォード大学教授の西野精治先生の書かれた

「スタンフォード式最高の睡眠」には、

良い睡眠とるには下記のようなことを実践すると良いそうです。

 

1 必ず朝日を浴びる15秒~1分くらい

2 朝に汗をかかない程度の軽い運動をする

3 入浴で深部体温を下げる(就寝する90分前に入浴して体温を上げておく)

4 夕食時に体を冷やす食べ物を摂取する

 

3と4の体を冷やすと良い睡眠の為にいいのか?

ということですが、

 

東洋医学では、

意識をつかさどる五臓の「心」が、

過度の刺激を受けて亢進し、

熱を帯びて心火となり不眠を引き起こしたりします。

 

このように何らかの原因で発生した「熱」が

東洋医学で言う五臓(肝、心、脾、肺、腎)のどれかに影響して、

不眠を引き起こす場合があるのです。

 

ですから治療としては、その熱を冷ます漢方薬であったり、

鍼灸術を施さなければなりません。

 

スタンフォード大学での最新の睡眠研究で分かったことですが、

東洋医学でもすでに、体の「熱」ということで捉え治療していたんですね。

 

改めて先人たちが積み重ねてできた東洋医学に驚いた次第です。

 

質の良い睡眠は、

良い卵子の確保に大きく影響しますので、

妊活中という方は特に意識してほしい生活習慣ですので、

こういったこと参考に睡眠の質を良くしてみてください。