2017年2月16日
最終的には脈やお腹をみて東洋医学的に診断
大阪で秘伝の「子授け灸」と「漢方薬」を施すことで、
卵子の質を良くし、子宮環境を整える不妊専門鍼灸院。
三ツ川レディース鍼灸院の院長三ツ川です。
昨日、新しく来院された方から、お話しを聞いていると、
こちらに来院される前に他の鍼灸院に通われていたとのこと。
「そちらの鍼灸院でどのような診立てでしたか?」と、
お尋ねすると、そのような診立ては無かったとのこと。
また、脈やお腹も見なくて、肩なら肩を重点的に施術します。
と説明があったそうです。
鍼灸にも色々なやり方はあると思いますが、
本来の東洋医学は、四診といった診断法を用いて、
その方のお身体の状態を東洋医学的に診断します。
そして、その診断法から「証(その方の体質)」を導き出して、
鍼灸治療をおこないます。
脈やお腹をみないということは、
東洋医学的な診断法の1つを行わないということになります。
現在、日本では、東洋医学的な鍼灸と西洋医学的な鍼灸があります。
脈診や腹診は東洋医学の基本的な診断法ですので、
東洋医学的な鍼灸を受けたいという方は、
最低でも脈やお腹をみる鍼灸院を選ぶといいと思います。