2016年11月5日
精子と卵子が劣化したサイン?オカルト妊娠を知り、対策しよう
100人の女性が夫婦生活を続けたとき、
そのうち84人が受精します。
ところが、7日後に受精卵が着床しているのは67人で、
受精卵のうち17個は着床前に死んでしまいます。
妊娠5週まで妊娠が続く人は38人で、
臨床検査で妊娠と診断できる6週まで妊娠が続く人は30人です。
受精した84人のうち6割位の受精卵は自然淘汰されます。
このように本人が知らないうちに終わる妊娠を「オカルト妊娠」と呼びます。
日の目を見ないで消えていく、隠れた妊娠という意味です。
なぜこのような「オカルト妊娠」が起こってしまうかというと、
卵子と精子の老化が原因と考えられています。
人間は排卵とは無関係に、時を選ばず性交します。
排卵日のかなり前に性交すると、
精子は排卵までに老化が進むので、
老化した精子が受精します。
また、排卵後、時間が経ってから性交すると、
精子は元気ですが、老化した卵子と受精することになります。
ですから、「オカルト妊娠」を少なくするには、
タイミング妊娠法で元気卵子と精子を出会わせることが重要になります。
不妊症を疑ったなら、まずはタイミング妊娠法を試してみるといいと思います。