2016年9月27日
血のめぐりで大切なのは「量」と「流れ」
東洋医学でいう「血(けつ)」とは、
血液そのものだけでなく、
身体に栄養や潤いを与えたり、
身体を温めたりする働きのことをいいます。
子宮や卵巣がある骨盤内内臓は、
血管が細く「血」が滞りがちです。
そこへ、栄養不足などで、
「血」の量が少ないと、
東洋医学では「血虚(けっきょ)」という状態になり、
子宮や卵巣に「血」が十分に行き渡りません。
また、運動不足などで「血」の流れが滞ると、
老廃物がたまり「血」がスムーズに流れなくなり、
子宮や卵巣の働きがわるくなります。
ですから、東洋医学では女性の子宮、卵巣の働きを考える時、
この「血」の「量」と「流れ」をよく診るのです。