2016年7月29日
「漢方医学」と「中医学」の違いとは?
「漢方医学」は、古代中国で生まれた医学が、
古墳時代から飛鳥時代に日本に伝わって、
日本の国土や民族性に合わせて発展した医学です。
「中医学」は、現在の中国で今も行われている、
古代中国から発展した伝統医学のことです。
広い意味では、「東洋医学」として、
同じ医学として扱われますが、
「漢方医学」と言えば、
より日本人に合った「漢方薬」や「鍼灸術」と言えます。
「漢方医学」は現在に至るまで、
中国から伝わってきた医学のままでなく、
日本の気候風土、日本人の民族性、体質や生活習慣が加味され、
日本人に向くように独自に発展してきたものです。
そういったことから、
日本の鍼灸では経絡治療といった、中国では考えられない、
より繊細でほとんど刺すことのない流派の鍼灸治療が
生まれてきました。
当院での鍼灸治療は、
日本で独自に発展してきた、
「脉(みゃく)診流経絡治療」という「漢方医学」に属する治療法です。
日本で独自に発展してきたこういった流派の鍼灸は、
やはりよく日本人に合うものです。
日本人の為に発展してきた「心」と「身体」に優しい、
「鍼灸」や「漢方薬」を利用して、
「妊娠力」を高めてみませんか。