2016年6月30日
不妊の検査を受けても異常なしと言われて
子どもが欲しいと思いたち、2年以上妊活しても妊娠にいたらず。
不妊の検査を受けても特に異常はないと言われる。
さらに体外受精とステップアップしても妊娠に至らない。
何か原因さえ分かれば、手立ても打てるのに、
原因も分からないので、どうすれば良いか分からない。
そう言われて来院される方がいらっしゃいます。
東洋医学には、「未病を治す」という言葉があります。
病気になる前の前兆となる不調。
その不調をそのままにして病気になる前に、
身体のバランスの崩れているところを見つけて、
「鍼灸」や「漢方薬」でバランスを整えて、
病気になる前に治すという考え方です。
現代社会では病気の早期発見が重要視されていますが、
それよりも早く身体の不調の改善に目を向けるということです。
多くの人は、
「冷え症」や「便秘」「肩こり」「生理痛がひどい」「頭痛」など
不調を抱えています。
痛み止めや便秘薬といった対処療法的な薬で誤魔化さずに、
どうして、そういった不調が出てくるのだろう?
そういった不調が出てくる、
本当の身体の原因に目を向けてほしいのです。
東洋医学では、そういったことや体質に目を向けていきます。
だから西洋医学でいう原因や異常が無くても、治療できるのです。
東洋医学の良いところです。
その不調に目を向け、バランスを整えることで、
女性本来が持つ妊娠力を高めることができるのです。