2016年6月26日
「漢方薬」と「鍼灸」で子宮や卵巣の力をつける
東洋医学では、子宮や卵巣には「血」が関与していると考えています。
ですから、東洋医学でいう、血が不足した状態の「血虚」や、
血が滞った状態の「瘀血」が女性には多くみられます。
漢方薬の処方は、その人、その時の症状によって違いますが、
「血虚」の場合は、足りない血を補ったり、流れをよくすることで、
冷え症や月経困難症などの症状が改善されます。
「瘀血」であれば駆瘀血の作用を持った漢方薬を処方し改善します。
また、卵子の加齢対策であれば、「腎」を補う作用を持った漢方薬がいいでしょう。
鍼灸施術では、「血虚」であれば、肝の経絡をしっかり補います。
「瘀血」であれば、瘀血処置を施すことで、
骨盤内内臓の血流が良くなり子宮や卵巣の働きが良くなります。
「漢方薬」と「鍼灸」の組み合わせは、
子宮や卵巣の力をつけることにおいて、
最適な治療法と言えます。